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    約400年続く陶芸の里 唐津焼を訪ねて

  唐津は,古くから中国・朝鮮との間でさまざまな文化交易がなされてきた。室町時代には,
松浦党の活発な動きでさらに交易の拡大がなされた。焼き物に目を向ければ,朝鮮の陶工
が数多く渡来し,この地の港から各地へと広がって根付いていったともいわれている。
 豊臣秀吉が名護屋城を築いた時代には,唐津焼は爆発的に発展を遂げた。このころの唐
津焼を「古唐津」といわれている。
 約400年にもおよび藩の御用窯として続いてきた中里太郎右衛門の窯元がこの地にある。

 佐世保駅より,レンタカーにて,唐津まで走行。伊万里市経由にはなるが,国見道路(近道)
回りと波佐見・三川内(遠道)回りの二通りの行き方のうち,走行しやすい波佐見・三川内
(遠道)を選んだ。9時15分に出発した。唐津の「虹の松原」を往復し,そして,唐津城を
素通りして,中里太郎右衛門陶房には,11時ごろ到着した。

  唐津焼その1 中里太郎右衛門陶房      2005.11.16

  JR唐津駅から南側の橋を渡って徒歩約5分くらいのところに点在する窯元のうちで最も
有名な場所が,中里太郎右衛門陶房である。
                                  
 
ここでは,唐津藩御用窯時代の古唐津焼を始め貴重な作品を数多く観ることができる。

  中里太郎右衛門窯は,将軍家献上品を幕末まで納めてきた由緒ある窯元である。
  12代太郎右衛門(無庵)は,「古唐津の発掘と叩きの技法を復興させた。」として,人間国宝に認定されている。

 13代太郎右衛門(逢庵)は,唐津焼の伝統・叩きの技法を守り,美の追求を続けてきた。現在は,長男忠寛氏に14代太郎右衛門を譲って行動的に活動をしている・・・。

 平成14年に45歳で14代中里太郎右衛門を襲名した忠寛氏は,白と黒のコントラスを基調とする美の世界を追求している作品が多く,今,期待されている若手陶芸家である。

(参考資料「佐賀の窯元めぐり」佐賀新聞社発行)
  


  唐津焼その2 ふるさと会館アルピノ  唐津焼総合展示場 
                                                    2005.11.16

 JR唐津駅北口東隣に唐津焼総合展示場アルピノがある。
 1階は観光情報関係で特産物等の販売場もある。2階が唐津焼総合展示場なっていて
そこでは販売も行われている。

伝統工芸
特色としては,釉薬と胎土がある。
 色絵付景色などによって,絵唐津,朝鮮唐津,班唐津,粉引唐津,三島唐津 その他 黄唐津,青唐津,黒唐津,刷毛目唐津,櫛目唐津,彫唐津,蛇蝎唐津,献上唐津などの名称で呼ばれることがある。

唐津焼協同組合窯元
          一覧

佐志山窯,松円寺窯
中里太郎右衛門陶房
中野窯,鏡山窯
中の辻窯,幸悦窯
炎郡工房,菅ノ谷窯
曹源窯,唐玄窯
宮ノ谷窯,大杉皿屋窯
岸岳窯三帰庵,帆柱窯
杉谷窯異中庵
椎ノ峯窯,日在窯
王天家窯

個々の窯元について
(参考資料「佐賀の窯元めぐり」佐賀新聞社発行)に紹介されている。